印刷屋から同人誌を直接搬送するメリット

   

即売会はサークルにとって買い物を楽しむだけでなく、作成した同人誌を同じ趣味を持つ人たちに見てもらう機会のひとつです。多くのサークルが既刊だけでなく新刊を作り、会場に搬入します。しかし、扱う部数が多くなるほど搬入は大変な重労働になります。カートなどを使った手持ちが難しくなり、宅配便で会場まで荷物を送る人も珍しくありません。宅配便を利用する人は、大きく2つに分かれます。既刊は一般的に自宅から会場まで送ることが多いです。一方、印刷を依頼して作成した新刊は業者から直接会場に納品してもらうことがあります。直接搬送と呼ばれるこの方法は、自分で発送する手間がかからず便利で人気があります。利用する方法は、業者に依頼する際に納品日と納品先を指定するだけです。サークル側は業者に依頼したら、即売会の当日を楽しみに待つだけです。

依頼するときの注意すべきポイント

直接搬送を依頼するためには、業者が指定する締め切りを守る必要があります。締め切りとは、即売会に納品が間に合うように業者が印刷に必要な時間を計算して決めています。この時間は、依頼する同人誌の部数や仕様によって大きく異なるので注意しましょう。また、通常は数日程度で済む作業でも混雑期は倍以上時間がかかることもあります。特に大型の即売会があるときは、業者側も納品日と締め切りについて細かく設定していることがあります。しかし、良い作品を作りたいと思っていると原稿の完成が締め切り間近になることは珍しくありません。直前で慌てないように、直接搬送を依頼するときは必ず事前に相談しておくことが大切です。依頼する際には、利用者の住所だけでなく参加する即売会の情報も伝えます。大きな即売会では数千から数万単位のサークルが参加しているので、参加する日にちや会場の情報だけでなくサークルのスペース番号も伝えましょう。

即売会以外にも直接納品することができる

直接納品してもらえるのは、即売会だけではありません。一部のサークルでは、直接販売する以外に同人誌を通販できるようにしています。自宅を連絡先にして、自分で会計から発送まで行なっている人も少なくありません。販売する部数が多くなると、通販を代行で行なっている書店などを利用する人もいます。その場合は、店と契約している部数の本を前もって送っておきます。新刊を出すときは、印刷業者から直接店に納品してもらうことも可能です。直接納品してもらうことで、自宅に一度送る分の料金が節約できます。さらに納品日から通販が可能になるので、発売日を即売会と同時にすることも難しくありません。少しでも早く新刊を読者に見て欲しいと思っているサークルにおすすめの方法です。直接納品するときは、通販を代行してくれる店に業者から新刊を送ることを事前に伝えておくと安心です。